-
田中菫 “DIET AND OIL PAINT”
¥2,970
東京在住の田中菫さんによる、油彩画の制作と料理を中心とした日々の記録。 淡々と書きつけられた絵画と料理への試行錯誤の様子を見ていると、自ずと読者も「つくる」ことに関しての思索へと導かれていきます。 社会やパートナーとの間の何気ない出来事も、日常の出来事を大きすぎもせず小さすぎもせずとらえていく田中さんの視点によって、独自の輝きを放っているように思えます。 既刊”MILKDISH”と合わせてぜひ。
-
『F』Vol.8
¥1,500
高松工芸高校美術科の生徒が取材、撮影、執筆、デザインまでを手がけた美術雑誌。 8号となる今号では大巻伸嗣、豊嶋康子、山川冬樹らへのインタビュー、川島猛と工芸高校との関わり、などの記事を収録。
-
YON MAGAZINE Vol.2
¥1,650
四国の各地を舞台にしたアウトドアマガジン第2号。今回は徳島特集。 剣山や阿波踊りはもちろん、奥祖谷や神山での取り組み、徳島市街のいろんなお店など、様々な物事が取り上げられています。 yomsまどの漫画、祐平の絵画作品も掲載。
-
村上巨樹『ミャンマーCDディスクガイド 古典歌謡からEDMまで』
¥2,200
ミャンマーのレコード文化について書かれた前作『刻まれた音楽とノイズ』も好評だった村上巨樹さんによる、ミャンマーのCDに関するディスクガイド。 CDの国外への郵送が制限されており、中古CD店も存在しないミャンマー。そんな中、現地へ足繁く通う村上さんは7年ほどをかけてこつこつと音源を集めてきました。 古典音楽からEDMまで、様々な表情を見せるミャンマー音楽の世界が覗けます。ミャンマー近代史と音楽の関係や、楽器の解説も。
-
Hell Near ZINE
¥1,650
椎間板ヘルニアを患い、まさに地獄のような体験を味わった4名(添田陽、井手実、O.J.allday、DJ SHUFFLEMASTER)による絵画、テキスト、楽曲などを収めた冊子。 企画・編集した井手さんの日記には手術や病院生活などの生々しい日々が綴られていますが、痛みに向き合い、文章を書くことでどうにかプラスに変えていこうとする意志が感じられます。 DJ SHUFFLEMASTERさん制作の、MRIのノイズをサンプリングして制作された楽曲がダウンロードできるQRコードつき。
-
佐藤拓人「RECYCLE SHOCK」
¥770
栃木県在住のイラストレーター佐藤拓人さんが、古着屋やリサイクルショップをまわって買い求めたいろいろな品物の思い出をイラストと文章でまとめたzine。 家の近所で映画をみたついでに、高円寺で展覧会を見た後に、つくばで自分の個展の在廊期間中にと、何か別のいろんな出来事の記憶がついてくる感じが、読んでいて楽しい。「ついで」ができることの豊かさも感じさせてくれる一冊です。 おまけCD-Rつき。
-
佐藤拓人「RECORD DENGON Diary」
¥770
イラストレーター佐藤拓人さんが、パートナーと共にコロナ禍の間にレコードにはまった記録を文章とイラストで綴った冊子です。 最初は「こんな音楽がいいな」と漠然としたところから買い始めていき、自分の好みと今持っている知識とを擦り合わせて、次第にレコード購入に輪郭ができていく感じが読んでいて楽しいです。文章のテンポも軽やか。 専用BGMの入ったCD-Rとステッカーつき。
-
田中菫 “MILKDISH”
¥2,970
画家、田中菫さんの2022年夏から2023年夏にかけて作られた料理の記録をまとめた冊子です。 淡々と並べられた料理の写真、身辺のことも含め綴られた日記、時折挟まれる制作中の絵画の写真…時系列で見ていくことによって、田中さんの「つくる」ことについての思索が静かに動いていく様子を、読む側も追っていくことになります。
-
ラショウ、香山哲「すこし低い孤高」
¥1,200
SOLD OUT
「イタチョコシステム」や漫画作品の執筆などで知られるラショウさんと、「ベルリンうわの空」シリーズや「プロジェクト発酵記」などで知られる香山哲さんの共著です。 企業や団体に所属せずに独自の活動を行ってきた2人だからこそ話せる、創作や活動についてのやわらかい哲学がたっぷり詰まった対談本。 2018年発行。
-
ORGASM Vol.11 “ROMAN PORNO the 3rd”
¥600
映画zine”ORGASM”第11号は3回目となるロマンポルノ特集。 山田圭、加藤華林、遠藤倫子によるコラムを掲載。 藤井克彦監督作22本を筆頭に、小沼勝、山本晋也、藤田敏八などなど…。 デザインは加藤華林、イラストはMAD Katsuya。
-
円盤のレコブック「文学者とレコード」
¥1,100
小説家や詩人など、文学者が関わったレコードを紹介した一冊。 ビニール盤文化華やかしき時代、レコード会社は様々な有名人に企画を持ちかけていました。文学者も例外ではありません。 しかしスポーツ選手など他のジャンルの有名人とやや異なるのは、表現の場としてレコードを捉え、向き合った文学者が少なからずいたことでした。
-
些末事研究 vol.9「結婚とは何だろうか」
¥700
香川県高松市発のミニコミ「些末事研究」の第9号、今回は結婚について。 自身の結婚経験、制度としての結婚、思想または概念としての結婚。執筆者それぞれのアプローチが興味深い一冊です。 yomsのまども4コママンガを寄稿しています。
-
ORGASM Vol.10 “DUEL デュエル”
¥600
映画zine”ORGASM”第10号は「決闘」がテーマ。 決闘って誰と?敵と?ライバルと?社会と日常と自分自身の人生と、得体の知れない大きな何かと… 山田圭、加藤華林、遠藤倫子、ベビーパウダー山崎によるコラムを掲載。 木下恵介、小沼勝、リドリー・スコット、ジャック・ドワイヨンなどなど… Design by Karin Kato
-
ORGASM Vol.9 “Homme Plus Otoko no Sekai”
¥600
映画zine”ORGASM”第9号は「男の世界」がテーマ。 ベビーパウダー山崎、山田圭、田川侑弥、遠藤倫子、川田浩史、加藤華林によるコラムを掲載。 工藤栄一、山本晋也、マイケル・マンなどなど… Illustration by Mad Katsuya, Design by Karin Kato
-
ORGASM Vol.8 “TRANSFORM”
¥400
映画zine”ORGASM”第8号は「トランスフォーム」がテーマ。 アイドル、武装、成りすまし…ある者は華麗に、ある者は歪に変容する。 加藤華林、遠藤倫子、山田圭によるコラムを掲載。 井上梅次、クロード・シャブロル、ジョナサン・デミなどなど… Illustration by Mad Katsuya, Design by Karin Kato
-
ORGASM Vol.7 “爛 obsession”
¥500
映画zine“ORGASM”第7号は、妄想/執着/オブセッションがテーマ。 みやはらさとし、のむみち、加藤華林、山田圭、遠藤倫子によるコラムを掲載。 五所平之助、ロマン・ポランスキー、中平康、アラン・コルノーなどなど… Design by Karin Kato
-
ORGASM Vol.6 “DREAM CRIMES”
¥400
映画zine“ORGASM”第6号は80〜90年代のアメリカ犯罪映画特集。 遠藤倫子、加藤華林、山田圭、石橋英子、川田浩史の5名によるコラムを掲載。 ハル・アシュビー、シドニー・ルメット、ウィリアム・フリードキンなどなど… Design by Karin Kato
-
田口史人「二〇一二」
¥2,530
現在、滋賀県彦根市「山の湯」にてレコード店「円盤/黒猫」を経営する田口史人さんの日記。 東京・高円寺にてお店をされていた2012年の記録がまとめられています。聴いたCDやレコード、見た映画、訪れた土地、店内で行われたイベント…などについてと、それらについて巡らせた考え。
-
雑誌「工芸史」一号
¥3,080
様々な工芸品を専門とする学芸員、研究者、作家などが集まり、意見交換や「工芸史研究会」が発行する雑誌です。 研究論文や会員の作品などを掲載。図版多数収録されています。 発行:南方書局、書籍設計:明津設計。
-
齋藤祐平「人生は複数」
¥650
yomsの祐平が2020〜2022年に書いた短い文章の中から選んでまとめた冊子です。 絵のことや、人間との関係についてなど22編を収めています。
-
田口史人「店の名はイズコ」
¥1,650
東京と長野で「黒猫」というお店も経営されている田口さんによる、レコードハンティングで訪ねたいろいろなお店に関するエッセイ集です。 どの話からもその店特有の何かが時に強烈に、時に晴れやかに、時にじんわりと感じられます。 レコードだけでなく、広く「店」に興味のある方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。
-
田口史人「と豆腐県の想い出」
¥1,540
東京と長野で「黒猫」というお店を営んでいる田口さんによる、日本全国47都道府県に関する思い出をまとめた文庫サイズの冊子です。 お店を営みつつ、日頃からトークイベントやライブ、調査などでいろんな街へ行っているからこそ出会えた面白い話、驚いた話、ほろ苦い話などがたっぷりと詰まっています。
-
漁民の芸術 I
¥1,430
神奈川県に拠点を置くサンズイ舎製作のzine。 横須賀市自然・人文博物館が所蔵する、三浦半島で使われていた漁労用具をカラー写真で紹介。使用方法や文化的な背景も解説されています。 横須賀で長年鮮魚店を営んできた人物からの聞き取りや、観音崎自然博物館学芸部長・山田和彦による神奈川県立博物館が行った約50年前の民俗調査資料を元にした考察も掲載。
-
よしのももこ「土民生活流動書簡集(一) バックレ可(笑)」
¥1,600
香川県の豊島で養鶏をしているよしのももこさんによる「ジドウケシゴム」に続く小説第2作は、フィクション?ノンフィクション?エッセイ? いや、それら全てを渡り行くような思索の記録でしょうか。 島暮らしの生活から大杉栄、石川三四郎、ダナ・ハラウェイなどの名前も出てきます。