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田中菫 “DIET AND OIL PAINT”
¥2,970
東京在住の田中菫さんによる、油彩画の制作と料理を中心とした日々の記録。 淡々と書きつけられた絵画と料理への試行錯誤の様子を見ていると、自ずと読者も「つくる」ことに関しての思索へと導かれていきます。 社会やパートナーとの間の何気ない出来事も、日常の出来事を大きすぎもせず小さすぎもせずとらえていく田中さんの視点によって、独自の輝きを放っているように思えます。 既刊”MILKDISH”と合わせてぜひ。
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Hell Near ZINE
¥1,650
椎間板ヘルニアを患い、まさに地獄のような体験を味わった4名(添田陽、井手実、O.J.allday、DJ SHUFFLEMASTER)による絵画、テキスト、楽曲などを収めた冊子。 企画・編集した井手さんの日記には手術や病院生活などの生々しい日々が綴られていますが、痛みに向き合い、文章を書くことでどうにかプラスに変えていこうとする意志が感じられます。 DJ SHUFFLEMASTERさん制作の、MRIのノイズをサンプリングして制作された楽曲がダウンロードできるQRコードつき。
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佐藤拓人「RECYCLE SHOCK」
¥770
栃木県在住のイラストレーター佐藤拓人さんが、古着屋やリサイクルショップをまわって買い求めたいろいろな品物の思い出をイラストと文章でまとめたzine。 家の近所で映画をみたついでに、高円寺で展覧会を見た後に、つくばで自分の個展の在廊期間中にと、何か別のいろんな出来事の記憶がついてくる感じが、読んでいて楽しい。「ついで」ができることの豊かさも感じさせてくれる一冊です。 おまけCD-Rつき。
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ラショウ、香山哲「すこし低い孤高」
¥1,200
「イタチョコシステム」や漫画作品の執筆などで知られるラショウさんと、「ベルリンうわの空」シリーズや「プロジェクト発酵記」などで知られる香山哲さんの共著です。 企業や団体に所属せずに独自の活動を行ってきた2人だからこそ話せる、創作や活動についてのやわらかい哲学がたっぷり詰まった対談本。 2018年発行。
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骨折映画館〈死闘編〉〈平成頂上作戦〉
¥2,200
ライブ中鎖骨を骨折してしまい、療養を余儀なくされた田口史人さんは全然見てなかった映画を見まくろうと思い立ちます。 「骨折映画館」はその日々の鑑賞日記と、映画ファンとの往復書簡をまとめたもの。率直な感想のぶつかり合いが楽しいです。元々はzineとして発行されていましたが、今回「平成頂上作戦」を加えて単行本化。 全258ページ。
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黒猫店主「観々日」
¥880
東京と長野に拠点を置く、本やCD・レコード、雑貨などを扱うお店「黒猫」店主の田口史人さんが2020年度下半期に見たり聞いたりしたものと生活の記録がまとめられた冊子です。 武井武雄の限定豪華本、2021年に逝去したフォークシンガー南正人について、谷川俊太郎との出会いなどなど…映画も洋・邦時代問わずさまざま。 「やっぱり毎日、レコードを聞いたり、本を読んだり、映画を見たり、ときにはライヴや展覧会を見たり、なにかを味わい、なにかを感じ、その向こうに人や社会を見て、時間や未来に思いを馳せ、そしてまた嬉しくなったり、哀しくなったり、怒ったりして、日々、感情は激しく揺れ動く。そうして、苦しく、充実した人生を踏みしめ続けられたらいいと思う。」
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田口史人「あんころごはん」
¥1,320
2020年リクロ舎発行。 料理の味や盛り付けだけでなく、食べた場所や店主の思い出などもまるっと含めて丹念に綴られた一冊です。 安田謙一、上野茂都、遠藤哲夫寄稿。